親子レッスンについてお問い合わせがありましたので、ブログでもご紹介します!
レッスンの詳細の親子レッスンにも記載しておりますが、わたしは今まで5組の親子のレッスンをしてきました。
まず設定時間ですが、今までの指導経験から、幼児(3歳~5歳)の集中力と体力はだいたい30分が限度と考え、お二人合わせて40分としています。
大人と子供では理解度と体の柔軟性に大きな違いがありますので、基本的には二人同時のレッスンではなく、レッスン時間を前半後半に分けてご指導する形にしています。
(当教室では、正しい演奏姿勢を習得していただくことに力を入れておりますので、初心者の場合は、マンツーマンレッスンを行うことを鉄則としています。)
お子さんは、待ち時間の間になんとなく親御さんの背を見て、音を聞きながら感覚をつかんでいくような感じになります。
たいていの場合、理解度の高い保護者の方が先に進まれ、幼児で始めたお子さんが成長するに従い演奏技術を身に着けていき、後に親御さんを抜かすという具合に進みます。
ただ、抜かしてしまうまでには最低でも4年ぐらいはかかります。
それまでは、保護者の方が先に練習していた曲をお子さんが後から追いかけて弾くので、お家での練習もスムーズに進みやすいです。
保護者の方も実際に習ってみると、技術習得の大変さが傍で見ているよりもお判りになるので、お子さんに共感しやすくなるんですね。
親子レッスンをしてきて、親子で共通に頑張ることがあるということが、ご家族にとてもプラスに働くなと感じています。
成功例としては、発表会で母子での二重奏を披露された例があります♪
このときは、お子さんが小学生になっており親子レッスンは卒業していましたが、
それぞれのレッスンで各パートを練習し、モーツァルトの「メヌエット」を演奏してもらいました。
演奏後、客席のお父さまが一番最初に拍手していらっしゃいました!
また別のご家族は、お父さまのピアノ伴奏で「ちょうちょう」の家族合奏を披露されました。
このときは、お子さんが年長さんで、両おじいさまとおばあさまが聞きに来られて、とても喜んでくださいました。
ご家族でとてもいい思い出になったようで、とても嬉しかったです。