レッスンをしていて、生徒さんに前回指摘したところがすごく良くなってる!
と驚くときがあります。
どうやって練習してみたんですか?と聞くと、ちょっと意外な答えが返ってくることがありますので、
いくつかの例をご紹介します。
左手首の形がなかなか決まらず、余計な力が入ってしまっていた方(60代)。
・左手を逆手でほぐす運動を、お散歩しながらなど、ながら練習してみた。
・エアヴァイオリンで練習してみた。
・イメージトレーニングをしてみた。
2の指と3の指の間を開こうとすると、手首が動いてしまって、指の股から開くことができなかった方(40代)。
・車の運転中、信号待ちの時などに、サイドブレーキを使って指を開く練習をしてみた。
弓を持つときに、どうしても右の小指が突っ張ってしまっていた方(50代)。
(練習方法ということではありませんが、)
・それまでの練習(前の教室)との真剣度が違った。
(前の教室では、「指を曲げられたほうがいいが、できなければ仕方がない」と流されていたので、あまり真剣に取り組まなかったが、小指を曲げられるようにするぞ!と最初はとにかく「曲げる」ことを頑張り、今の教室に移ってきてから一ヶ月ほどでできるようになった)
お話を伺ってみると、皆さん、エクストラに練習時間を増やした、というよりは、
日常の中に「ながら練習」を取り入れたり、練習に対する気持ちが変わったり、といった感じで、
それこそ独自のやり方で上達を遂げています。
工夫次第で上達する、ということを考えると、年齢は関係なく思えますね!
3例ご紹介しましたが、ブログを読んでくださっている方の、何か参考になれば幸いです。