教室全体でスカイプレッスンを始めてから、2か月が終わろうとしています。
このままいくと、緊急事態宣言も解除されることになりそうですが、
その後、レッスン形態をどのようにするか方針を決めるために、
生徒さんお一人ずつにスカイプレッスンについての感想を聞いてみました。
対面レッスンと比較したときには、やはり対面レッスンのほうが良いという声が多くありましたが、
中には、スカイプレッスンをすっかり気に入られた方もいらっしゃいました。
いわく、
雨風の中、マスクをしてレッスンに行く必要がない。
講師の手がアップになってわかりやすい。
録画の見直しができる。
でもやっぱり、細かいニュアンスが伝わっているのかは不安。
この方に、緊急事態が解除された場合のレッスン形態をどうするか伺ったところ、
しばらくスカイプレッスンがいい、とのことでした。
反対に、オンラインでは、やりにくくて仕方がない、という方もいらっしゃいました。
この方は、スマホを利用されているので、恐らく画面が見づらいのではないかと思いましたが、
同じようにスマホでレッスンを受けている方に聞いてみたところ、
こんな風にレッスンが受けられるというのを楽しんでいる、と言っていました。
感じ方は、本当に人それぞれですね。
ただ、やはり講師の手は生で見たほうがわかりやすい、ともおっしゃっていました。
今後のやり方としては、まだコロナの問題が解決したわけではないので、
最初から全面的に元の状態に戻すのではなく、
例えば、対面レッスンを月に1回入れて、あとはスカイプレッスン、
その翌月は、様子見で対面レッスンを月に2回入れて、という風に
徐々に元の状態に戻していこうかと考えていますが、
大方の生徒さんはそれに賛成でした。
緊急事態宣言が発令された際に、
まずは生徒さんの安全を考え、そしてそれに、生徒さんそれぞれのヴァイオリンを習う目的を鑑みて、
スカイプレッスンという選択をしました。
完全休講にしていたら、当初の目的から外れることになったと思います。
どのような状況でも、生徒さん皆さんに、初志貫徹の精神で乗り切ってほしいです。