「生徒さんの声」を掲載しました

熱心に通ってくださる大人の生徒さんからメッセージをいただきましたので、ブログにも掲載いたします。
これから始めようかと考えていらっしゃる、レイトスターターの方々の励みになればとのお気持から、

文章を書いてくださいました。

 

バイオリンを弾きたい!!

そう思ったのは、私が40を越えた頃でした。

しかしそれは、楽器を触ったことのないおじさんにとっては、とても勇気のいるチャレンジでした。
まず始めたのは、ネットで調べること。

弾けるようになれるのか、教室は受け入れてくれるのか、楽器はすごく高いのではないか等々、

いろいろな方のブログやホームページ等を読み漁る日々を過ごしていました。

なんとこの期間一年!!

今思えば、とてももったいない時間だったと後悔しています。

最初のレッスンを始める前に、先生にお願いしたことがあります。

「今まで楽器に触れたことがないんです。幼稚園児に教えるような感覚でレッスンしていただけたらありがたいですっ」

正直この時は、自分のような生徒は面倒でしかないんだろうなぁ・・・とか、
本当に自分のようなおじさんが始めてよいのだろうか・・・など不安に思いましたが、

そんな不安をよそに、未彩先生は本当に基礎の基礎から丁寧に教えて下さり、

教えるプロなんだなぁと、生徒の私が言うのも変なのですが、感心した覚えがあります。

今私はレイトスターター四年生ですが、学生の頃の部活のような感覚で、日々奮闘しております。

五線譜をまじまじと見るのは、中学校の音楽の授業が最後だった私にとって、本当に暗号でしかなかった音符を

先生の根気と我慢(笑)のお陰で少しずつ読めるようになるのは、やはり嬉しく楽しいものです。

また私は、レッスンの合間に聞く先生のオーケストラや作曲家、楽器製作者などについての話が大好きで、

その世界を知らない私にとって、実はそれはとても楽しみな時間の一つです。
今まで楽器を習ったことのない私にでさえ、先生のバイオリンに対するポリシーや考え方がダイレクトに伝わってくるというのは、

個人レッスンの一番のメリットではないでしょうか。

 

バイオリンは、確かに本当に難しい楽器です。
でも、だからこそ一生をかけて向き合える。

私はこの出会いに感謝しています。

今、かつての私と同じように、始めるか悩んでいる方がいたら、全力で背中を押したい気持ちです。
やはり、弾きたいと思った時が、始めるタイミング。

一日早く始めれば、一日早く上手になる!

 

将来の夢は、アマオケに入って演奏すること。

この世界に飛び込んで本当によかったです。