春到来の季節がら、このところ連日、レッスンのお問い合わせをいただいております。
どうもありがとうございます。
最近は、大人になってからヴァイオリンを始めてみよう、という方も珍しくなくなってきました。
素敵なことですね！
始めてみようと思ったきっかけは、みなさんそれぞれ、目的もそれぞれに違いますが、
わたしがレイトスターターの方に、ひとつご提案している目標があります。
それは、ヴァイオリンを長く続けて、お仕事を引退するころには、アマチュアオーケストラやサークルでバリバリ弾けるまでに上達することです。
大人の初心者としてお問い合わせいただくのは、３０代、４０代の方が多いのですが、
今はお仕事や子育てに一番忙しい時ではないでしょうか？
それでも上達できるように、時間が許す限りは練習して、何十年か経って現役を引退されたり、子育てがひと段落するころには、
アマチュアオーケストラに入団できるような実力がついていれば、そこでまた新たな世界が開けると思うのです！
それまでに何十年という時間がありますから、ただ入団できるというだけではなく、主要メンバーの座を狙えるような、
鮮烈デビューだって夢ではないかもしれません。
実は、わたしの教室には、実際にそのような目標を立てて頑張っていらっしゃる生徒さんがいます。
もちろんこの目標は、強制されることではありません。
でも、このような長いスパンで考えた大きな目標を立てると、すぐに思い通りに弾けなくてもいらいらしないし、本当に楽しみながら練習できるんですよね。
もちろん、５０代や６０代以上の初心者の方も、練習の取り組み方によっては、アンサンブルを楽しめるところまで上達できます。
ヴァイオリンを一生の友とした目標、いかがでしょうか？